売れなきゃコピーじゃないっ!

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えー、

つい昨日のことだったかと思います。

『コピーは愛だ!』というタイトルの記事を書きました。

それなのに、今日は『売れなきゃコピーじゃない!』とは、矛盾しているのではないかと思いますか?

今回は、コピーにとって大事なのは「愛」なの? 「売れること」なの? というテーマで書いてまいります。

二者択一ではない

まずお伝えしておきたいのは、「愛のあるコピー」と「売れるコピー」は決して矛盾することではないことです。

愛情を込めたコピーが見ているものの心を動かし、商品やサービスが売れることはありますので、この両者は相反するものではありません。

ですから、私たちがセールスライターが目指すべきは、「愛がこもっていて、かつ売れるコピー」です。

ただし、気をつけなければならないのは、必ずしも「愛のあるコピー」が「売れるコピー」になるわけではないということです。

読むと愛情を感じる文だけど、かといって欲しくなるわけではないというコピーもたくさん溢れています。

そういう点では、前回の記事でお伝えしたクライアント様が自ら考えた「愛あるコピー」も必ずしも商品の販売につながるとは限りません。

もっとも、これは文章を見て判断できるものではなく、あくまでもリリースした後にお客様が買ってくれるかどうかで判断するしかありません。

ですから、どんなにいいコピーだと感じるものであっても、決めるのはお客様ということです。

では、どうすればいいのか?

リリースするまでわからないということは、とにかくすべてがテストをした結果であり、前もって判断ができないということになります。

それでは、まるでギャンブルです。

サイコロを振ってみなければわからないのでは、商売にはできません。

そこで、売れるコピーの型として、いわゆるテンプレートがあるわけです。

おそらく、過去にリリースした商品でよく売れたものについていたコピーを分析したら、このような傾向があったというものなのでしょうが、これらを使うことである程度売れるコピーが書けるようになっています。

たとえば、意外性を入れるとか、数字を入れるとかそのようなテクニックがすでに広く知られています。

でも、愛なんだよ

それならば、このテクニックを使えば、本当に「売れるコピー」が書けるのかというと、そんなに簡単なことではありません。

経験豊富な人であれば、テクニックを使って簡単に「売れるコピー」を書けるかもしれませんが、多くのセールスライターはそんなに簡単には書けないでしょう。

では、どうしたらよいのか?

そこで、愛なのです。

愛というと漠然としていて、よくわからないでしょうから、もう少し具体的にいうと、商品やサービスのことをよく知ることです。

そう、まるで好きな人のことを知りたくなるように、その商品やサービスのことをとことん知ろうとするのです。

結局、その商品・サービスが持っている実力・魅力以上に、ものが売れることはありません。

私たち、セールスライターができるのは、その商品・サービスの持っているものを最大限に伝えることだけなのです。

ですから、商品・サービスについて余すことなく知って、本当に必要な情報をお客様に伝えるのが私たちの仕事です。

やはり、普通の人にとって、このようなことは愛がなければできません。

ですから、私たちは商品・サービスに対して、愛を持って接して、「愛あるコピー」を書かなければならないのです。

そして、そこにプロならではのテクニックを加えて「売れるコピー」に仕上げなければならないのです。

自分自身に言い聞かせるために、この文章を書きました。

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